- 練習機「T-6 Texan」
- 初飛行:1935年 4月 1日
- 製造者:ノースアメリカン社
- 全長:8.84m
- 全幅:12.80m
- 自重:1,770kg
- 発動機:プラット&ホイットニーR-1340-49 600馬力
- 最高速度:338km/h
- 航続距離:1,012km
多くのエースを育て、未来を見守る練習機
BT-9基本練習機をルーツとし、全金属製の高等練習機。戦前〜戦後にかけて多くの国で採用された。
「テキサン」の名は、T-6を大量生産するための工場がテキサス州に建設されたことから名付けられている。イギリスでは「ハーヴァード」と呼ばれた。
操縦練習は勿論のこと、空母からの発着艦訓練用の機体、対地攻撃機バージョンなどもある。
戦後、零戦はじめとする他の機体に扮して映画に出演したり、現代においてもリノ・エアレースのT-6クラスのレースなどでお目にかかることができる。
人当たりが良く、親しみやすい。たいへんな兄馬鹿で、NA社の飛行機たちはカテゴリー関係なくすべてを弟分と見なし可愛がっている。