- 爆撃機「Mosquito」
- 初飛行:1940年 11月 25日
- 製造者:デ・ハビランド社
- 全長:13.57m
- 全幅:16.52m
- 運用時重量:8,210kg
- 発動機:ロールスロイス・マーリン 1275馬力×2基
- 最高速度:667.9km/h
- 航続距離:2,400km
空を駆った“木製の奇跡”
デ・ハビランド社が生み出したこの爆撃機、なんと(エンジン等を除いて)ほぼ木製である。
一度は航空省に提案を却下されたものの、デ・ハビランドは諦めずに開発を続行し、1940年に本機の発注を得るに至った。
木製であることの利点については、なんといっても「レーダーに察知されにくい」こと。電子戦の先駆けともなる英独の夜間戦闘において、この特徴は大いに役立った。
また、当紹介においては爆撃機としてカテゴライズしたが、攻撃機(戦闘爆撃機)、写真偵察機、夜間戦闘機など、幅広い仕事をこなすことができるすごい航空機なのである。
自他ともに認める英空軍の「変わり種」で、同時にそれを誇りとしており、自分に絶対の自信を持っている。
おしゃべりが大好きで、時折しゃべりすぎて「うるさい」と周りに怒られる。
【登場作品】
漫画
NJG VS クリスマス