『未解決事件は終わらせないといけないから』というゲームをやりました。Steamで800円。
とある児童失踪の未解決事件について、当時の関係者へ聴取した内容を思い出しながら、事件の正しい全容を解き明かしていくミステリーです。
サウンドノベルに近しいですが分岐は殆どなく、エンディングは2種類。
これ、システムがけっこう面白くて、会話の中にあるキーワードに繋がる記憶のかけらを選んで、さらにそこから新たにキーワードや登場人物を発見し、記憶のかけらを増やして、会話を時系列順に並べていくと鍵のかかった記憶のかけら(の中身)が見えてくる→そこから推理していくというものです。
操作の説明するのがなかなか難しいんですが、視覚的にサウンドノベルの会話ログを並列に並べて、曖昧な話者・バラバラな時系列を整えていくという感じです。アクション性がないのですが、コツをつかむのにはちょっと時間がかかりました。でも、今までやったことない感じで面白かったー。これ800円でいいんですか……?
私は「選択肢は多い方がいい!!」と思い最初に色々な記憶のかけらを出していったんですが、中盤あたりに「あの情報どこにあったっけ!?」と画面を縦に横にスクロールしまくることになりました。整理整頓ができない大人。
調査を進めていくと断片的な内容から「こういうことかな?」「こういうことだろう」と予想していた内容が大きく覆されたりして、終盤にそれが全部つながっていくときの気持ちよさがすごかったですね。
そしてエンディングは切なくてちょっと泣いた。
昨年の夏くらいに話題になっていて、しばらくSteamのカート内で熟成させていたんですが、もっと早くやればよかったな……だって、未解決事件は終わらせないといけないから。
2時間~3時間くらいでお手軽にできるゲームかつインストールも爆速なので、やろうと思ったときにすぐプレイできます。よければぜひやってみてください~!