- 戦闘機「Ta152」
- 初飛行:1944年 1月 18日
- 製造者:フォッケウルフ社
- 全長:10.81m
- 全幅:14.44m
- 全備重量:5,220kg
- 発動機:Jumo213E-1 1,730馬力
- 最高速度:750km/h
- 航続距離:1,540km
軍馬の血を受け継いだ特殊高高度戦闘機
かねてよりFw190の改良版として考案されていた護衛戦闘機「Ta153」だったが、ドイツの戦況の悪化により空軍より試作がキャンセルされ、迎撃戦闘機として再検討、再設計されることとなり、名前も「Ta152」に改められた。
D型になって液冷エンジンが搭載されたFw190と同じく、Jumo213を搭載。
メインで生産されたH型では、Fw190とは似ても似つかない細身の機体と主翼となった。
飛行性能においてはP-51、P-47にも勝る機体であったが、一部の工場での限定的な生産しかされず、完成した機体も少ないため、戦果はごく小規模にとどまった。
高性能ゆえの自信過剰、自意識過剰ガール。
ドイツが優勢であった時代を知らないため、兄たちが話す“ほんの数年前のドイツ”の話を夢物語のように聞いている。
設計者の名前を貰ったことが一番の誇り。