- 戦闘機「Fw190」
- 初飛行:1939年 6月 1日
- 製造者:フォッケウルフ社
- 全長:8.95m
- 全幅:10.51m
- 全備重量:4,750kg
- 発動機:BMW801D-2 1,700馬力
- 最高速度:640km/h
- 航続距離:1,035km
空冷の心臓をもってして空を駆ける軍馬
Bf109がドイツ空軍の主力戦闘機として配備されている傍ら、航空省は「Bf109の補助となる戦闘機を」と考えていた。フォッケウルフ社のタンク技師が指名され、空冷エンジンを搭載した戦闘機を考案。それがFw190である。
当時、液冷エンジンが主流であったドイツ機の中では珍しい空冷エンジンであったが、案の定開発には四苦八苦し、エンジン加熱に悩まされたりで、原型機の初飛行から運用開始まで2年もかかった。
搭乗員目線で考えられた操縦性能はかねがね好評で、スピットファイアも凌駕するほどの力を発揮し、Bf109とともに実質的な主力戦闘機となっている。
D型になってからは液冷のJumo213エンジンを搭載。
アップデートを重ねて、終戦直前まで製造工場が稼動していた。
明るく気さくな青年。何でも器用にこなし、弱音を吐かない。本心を見せるのは自分から派生したTa152の前のみ。