- 偵察機「Fw189」
- 初飛行:1938年 7月 23日
- 製造者:フォッケウルフ社
- 全長:12.02m
- 全幅:18.39m
- 全備重量:3,945kg
- 発動機:As410-A-1 465馬力×2基
- 最高速度:349km/h
- 航続距離:670km
「空飛ぶ額縁」は、何を切り取り、何を視る?
「360度の視界を確保できる単座の単発の近距離偵察機が欲しい」という、空軍からの無茶ぶりにもほどがある要求を受けて開発された偵察機。
この難しい要求に、アラド社やブロームウントフォスなど各社最大限に工夫しながら開発をしていたが、フォッケウルフ社は大胆にも「双発偵察機」を開発提案した。
ブロームウントフォス社のBV141との比較審査となったが、最終的には汎用性の高さ、双発機の利点などが認められFw189が採用されることとなる。
地上軍の近接支援機として重宝された。
設計者の柔軟さとは裏腹に、生真面目で頑固な世話焼きさん。ツンデレが過ぎるものの、態度ににじみ出る心の内は極めて分かりやすい。
Fw200に尊敬の念を抱いており、Fw190、Ta152には姉らしい優しさをもって接する。