戦闘機「P-82 Twin Mustang」

初飛行：1945年 6月 16日

製造者：ノースアメリカン社

全長：12.93m

全幅：15.62m

自重：7,271kg

発動機：アリソンV-1710 1600馬力×2基

最高速度：742km/h

航続距離：3,600km

「2人であればどこまでも行ける」

P-51を原型とする双胴の、いわゆる「双子機」。 P-51は航続距離に優れていたが、それ故に長時間1人での操縦を強いられ、パイロットの負担となっていた。それを解消すべく、P-51を連結させ再設計したのが本機である。
それぞれのパイロットが交代で操縦することにより、更に長距離を飛行することも可能になり、ホノルル〜ニューヨーク間を14時間32分無着陸、無給油で飛行することに成功した。この記録はレシプロ戦闘機の最長飛行記録であり、今も破られていない。
ちなみに「P-82」は開発当時の名前であり、1947年からは「F-82」と改称されている。

銀髪が「ライト」、黒髪が「レフト」。
他の機体とのコミュニケーションは主に「ライト」が担当しており、「レフト」は喋ったためしがない。当人たちの間では言葉でのコミュニケーションが必要無いほど理解し合っているらしい。