戦艦「大和」

起工：1937年 11月 4日

進水：1940年 8月 8日

就役：1941年 12月 16日

建造所：呉海軍工廠

全長：263m

全幅：38.9m

排水量：65.000t

機関出力：153,553馬力

最大速力：27.46kt

喪失：1945年 4月 7日

時代に取り残された悲劇の巨大戦艦

日本が作り上げた技術の結晶である戦艦大和。
しかしその戦果はあまりに小さなものだった。
制空権が勝利の鍵となる時代で、彼女は既に無用の長物と化していたのである。

憑き守の「大和」は図体の割に死ぬほど繊細な大和撫子。
気が小さく、礼儀正しい。誰に対しても丁寧な言葉遣いで喋る。年功序列派で長いものに巻かれる典型的な日本人気質。
あまり自分の意見を主張しないが、周りからは「最強の戦艦」と囃し立てられるため、差し障りが出ないように堂々と振る舞っている。
だが、失敗しては一人反省会の毎日。