- 戦闘機「F4U Corsair」
- 初飛行:1940年 5月 29日
- 開発:ヴォート
- 全長:10.16m
- 全幅:12.49m
- 総重量:5,482kg
- 発動機:プラット&ホイットニー R-2800-8W 2000馬力(最大2,205)
- 最高速度:658km/h
- 航続距離:2,414km(150galタンク×1搭載時)
遅れてやってきた不遇の海賊
逆ガル翼と大直径プロペラが特徴的な艦上戦闘機。
1,000馬力級が戦闘機のエンジンの主流であった時世に、2,000馬力のエンジンを積み高速化したが、それと同時に海軍一重い戦闘機になった。大直径のプロペラはそのために採用されたもの。
しかし、着艦時にそのプロペラが空母の甲板に接触し、破損する可能性が高く、また低速での安定性に欠け、前方視界が不十分なことも重なり、空母での運用が難しいと判断された。艦上戦闘機として開発されたにも関わらず、初期生産分のF4Uは海兵隊に引き渡されている。
イギリス海軍の航空母艦イラストリアスの手を借り、トラウマを克服してアメリカの空母に戻った頃には、F4Fの改良型であるF6Fが既に艦戰として幅を利かせていた。
決して性能面で劣っていたわけではないが、味方からは「操縦しやすいのはF6F」、日本軍からは「比較的撃墜しやすいのはF6FよりF4U」と言われたり、散々である。
不器用で人当たりがきついが、本人はいつも必死。
戦後70年経って、急に妹ができたため、どう接したらいいのか模索中。
【登場作品】
漫画
[F4U+XF5U?]俺の妹がパンケーキのはずがない