- エキドナ / Ἔχιδνα
- 住処:?
- 権能:不死、毒
- 象徴:蝮
- 威光:モビール
怪物の妻にして、怪物たちの母
メデューサとポセイドン(海)の間に生まれたクリューサーオールを父、海の女神の一人であるカリロエーを母とする。エリュテイアの島で牛飼いをしているゲーリュオンは実の兄。
ギリシャ神話で最大・最強の怪物であるテュポーンを夫とし、ケルベロス、オルトロス、ヒュドラ、キマイラなどあらゆる怪物たちを生み出した。
最期は百眼の巨人、アルゴスに退治された。
美しい顔と"怪物の特徴"である機械仕掛けの四肢を持っている。
幼少の頃に父は姿をくらましたため、兄であるゲーリュオーンと過ごす時間が多く、"家族"に憧れを持っている。
あるとき手負いのテュポーンと出会い、そのまま結婚してたくさんの子どもを産んで"家族"を作って幸せに過ごした。
優しく愛情深い性格で、夫や子どもを心の底から愛していた。
【関係】
テュポーン⇒夫。夫婦仲がたいへん良く、多くの子どもをもうけた。
ゲーリュオン⇒兄。幼少の頃はエキドナの遊び相手だった。エリュテイアで牛飼いをしており、牧羊犬としてエキドナの息子の一人、オルトロスを連れていった。
ヒュドラ⇒娘。ヒュドラは産まれたときから強い毒を持ち、自身の毒で息絶えそうになっていたところ、エキドナの権能の「不死」を与えられ成長する。
オルトロス⇒息子。時折たまごを拾ってきてエキドナにプレゼントした。そのたまごからネメアーの獅子やラドンが生まれた。のちにゲーリュオンの牧羊犬になる。