- アムピトリテ / Ἀμφιτρίτη
- 住処:外洋(オケアノス)
- 権能:海
- 象徴:波、イルカ
- 威光:さざ波
凪のごとき静かな瞳、うねりのごとき激情を秘め
オケアノスの直系、ドーリスの娘。
姉妹たちと共にナクソス島で踊っていたところをポセイドンが目撃し、求婚される。最初は求婚に難色を示していたが、数々の贈り物とポセイドンの熱意に押し負けて妻となることを了承。
夫の恋人の多さに辛抱強く耐えている。
海に住まう怪物や海獣を飼育し、使役する。
くじ引きで大地を支配することになったポセイドンに海の権能を授けた。
ポセイドンの前では決してそのような素振りは見せないが、内心は嫉妬深く、自分以外との間以外で生まれたポセイドンの庶子たちを排除しようと画策する様子が見られる。
なんだかんだ言ってポセイドンが妻としたのアムピトリテただ一柱だし、なんだかんだ言ってアムピトリテもポセイドンを許してしまうのだった。
【関係】
ポセイドン⇒夫。猛アタックに負けて結婚したが、ポセイドンが送ってくれたイルカは可愛くて気に入っている。
トリトン⇒息子。深海を治める海神で、下半身は魚の尾。ロデーやベンテシキューメーといった娘らと一緒に溺愛している。
アポロン・アルテミス⇒レトの出産に立ち会った。アポロンとは「ある密約」を交わしている。