1945年4月7日

「行って参ります」
一九四五年四月七日
一四二三
北緯三〇度四三分 東経一二八度〇四分

世界最強と謳われた戦艦大和は
断末魔を上げ、海の底へと沈んでいった。
帝国海軍の、共に散った魂を、国の誇りを携えて。

第三警戒航行序列(対空序列)

大和の砲塔の壁には白墨で「総員、死ニ方用意」と書かれていたそうです。
帰れぬ戦いに向かった第1遊撃部隊はそれぞれどんな想いを持っていったのでしょう。

帰還したのは冬月、凉月、雪風、初霜の4隻。
その中でも初霜は無傷で「矢矧」「浜風」の生存者の救助にあたったそうです。